CROSS TALK #02 面接官トーク

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ノットを志望する方の中には、どんな学生が採用されているか気になるという人が少なくありません。入社後、どんな活躍が求められるのか、社員はどんな人と仕事をしたいと思っているか、知ってみたいと思いませんか?ノットで長く働く面接担当の中堅社員4名が、ノットの面接でのリアルと求める人物像について語りました。

魅力のある人ってどんな人?

―― 24年度の新卒採用が終了しましたが、今年の学生の皆さんの印象はどうでしたか?

全体的に学生の皆さんは優秀でレベル高いと思いました。

そうね、コミュニケーション能力という意味でレベルが高い学生さんが多かったと思います。こちらが聞いたことに対して、その趣旨をふまえて、きちんと答えられる学生さんが増えてますね。受け応えもしっかりしているというか。

面接でずっと話を聞いていたいなと思った人が1人いました。会話自体が楽しいし、そこに人としての魅力を感じてしまう。あとはさまざまな評価の中で、平均点を大きく下回るという人もいない。

だから全体として、いい人たちが集まってきてくれていると実感しますね。

そういえば、荒井くんイチ押しの人がいたよね?

その学生さん、どんなところが良かったの?

その人は、不思議な魅力があるんですよね。話している内容から、それ以外の部分に何か想像させるというか。取り繕わないで自然体で会話が続いていくような、面接モードではなく、自然と話せるのが一つポイントでした。

面接の場でも自然体でいられる人は、いいですよね。面接する側としては、いつも通り自然体の姿を見せてもらえると、入社したらどんな感じで働くんだろうとか、どんなコミュニケーションになるんだろうと想像が広がるから。以前、自然体で話していいんだよと伝えたら、リラックスし過ぎて足を組み始めた人もいましたが(笑)。

実はその人、今入社して活躍してますってオチだったら面白いけど、そうはならんか。やっぱり(笑)。

入社後に重要な「大人」と接するコミュ力

僕は学生の方に今日話すことを準備してきたかどうか聞くことがあります。面接で聞かれそうなこと、自分のことに対して何を言うとか準備ができているから、あたふたせず緊張しないのかなと思って。というのは、緊張して終わってしまうことほど、一番もったいないなと思うんです。あと無理に、面接だけ頑張ってしまうと入社後に、面接前とのギャップで本人が困ることになってしまうことも。

自分本来の姿とは違うイメージを取り繕うと、毎日面接の時のテンションで頑張らないといけないとなって結局は仕事で無理が出てきてしまうこともありますね。

もし入社したらこの先数年を一緒に働く可能性があるわけだから、その人の能力以前に、ノットでの仕事と自分がやりたいことが一致しているとか、相性といったことも選ぶポイントにはなりますね。

私の場合は、面接官と学生であっても、人としてどう接するのかを重視します。入社後は、上司と部下、あるいは先輩と後輩かもしれないけれど、コミュニケーションってまず「人対人」だと思うんです。一方通行で教える/教わるという関係ではなくて、一緒に仕事をする人は会話のキャッチボールで関係が築ける相手であってほしい。

―― 今回の採用でも、コミュニケーション能力の評価に「知らない人でも会話ができる」という項目がありました。

ノットの仕事は、どちらかというと業務管理が必要な場面が多く、クライアントと話せるとか協力会社さんときちんと意思疎通できるとか、そういった仕事上のコミュニケーションが取れるかどうかが大切なポイント。

そういえば、新卒で入社してから5年ほどは、クライアントも協力会社さんも年上の人しか仕事に登場しなかったです。

そういう意味では、大人と触れ合えるかどうかも実はすごく大事ですよね。私の場合、社会人1、2年目は大人の人たちが苦手過ぎて。上司にお酌しに行くとか、しばらく苦痛でしかなかった(笑)。でも、仕事を通じて人間関係が築けるようになってくると、相手がたとえ大人であっても、若手と怖いおじさんという関係性だけではなくなって、打ち上げの席がだんだん楽しくなっていきました。

それも社会人として必要なプロセスですね(笑)